本当の「豊かさ」って、どういうことなのでしょう。
家は、駅から徒歩数分のマンション。
オフィスは駅直結だから、雨にも濡れないし、暑い日も寒い日も完全冷暖房。普段はコンビニで買い物をして、そんな時間もないときは、ネットで済ましてしまえばいい。
なんて便利な世の中なのでしょう。
それなのに、心にぽっかりと穴が空いたような…。
この何とも言えない寂しさは何なのでしょうか。
今夜の月はどんな形でしたか。
きれいな夕焼け、見ましたか。
アスファルトの隙間から、小さなタンポポが顔を覗かせていたけれど、あなたには春の足音、聞こえましたか。
もしかすると、その寂しさの原因は、本当の「豊かさ」を見失ってしまったからなのかも知れません。
戦後、日本は、確かに経済的な「豊かさ」を手に入れました。焼け野原だったこの街をもう一度立て直し、この大都会にまで成長させた先人の努力は並大抵のものではありません。
私たちは、この経済的な「豊かさ」に心から感謝する必要があるでしょう。
けれども、それは同時に、多くの日本人が、古き良き日本の里山や田園、故郷といったものから決別することをも意味しました。
少し前、「都会は砂漠だ」という言葉が流行しました。
砂漠は、過酷なものとはいえ、まだ自然界のもの。
今や、都会は、砂漠以上の無機質で人工的な存在。
一見、便利で満たされているようだけれど、どこか本物ではない、「ビニールハウス」のような存在になってしまった気がします。
都会と言う名の「ビニールハウス」での暮らしを窮屈に感じ始めた人々は、楽園探しに旅立ちます。皆さんも、よく御存じのテレビ番組「人生の楽園」。
そこで紹介された、楽園暮らしを続ける人々にさらに密着取材し、できあがった本が、『人生の楽園 いつか暮らしたい移住地』です。
(出典: 出版社名:テレビ朝日)
この本には、里山や古い民家へと移住していった人の熱い思いや充実した生活が満載です。美しい写真を通じて、本当の「豊かさ」がひしひしと伝わってきます。
都会暮らしを完全に捨て、里山や田園で暮らす。
それは、確かに、究極の憧れです。
けれども、誰もが皆、その夢を叶えられる訳ではありません。
どうしても辞められない仕事、子どもの学校、親の介護…。
楽園に行くためには、少し重荷を背負いすぎている優しいあなたのためにも、神様はちゃんと「ノアの方舟」を用意してくれています。
『週末は田舎暮らし---ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』
(出典: 出版社: ダイヤモンド社)
この本は、共働きをし、子育てに奮闘する女性が見つけた、里山と都会の「二地域居住」という新しい生き方を提案してくれます。
普段は都会暮らし。でも、週末は里山に行って…。
一見、面倒に見えるその暮らしの中にこそ、「温室育ち」の私たちが見失っていた本当の「豊かさ」があるのです。
この本と同様、都会の良さと里山の良さをどちらも満喫できるライフスタイルを示しているのが、『里山時間 (タツミムック)』です。
(出典: 出版社: 辰巳出版)
生活に自然の息吹を取り入れることで、私たちの毎日は、こんなにも鮮やかな色を取り戻すのですね。
都会と里山、二つに拠点を置く暮らし。
それを実現するためには、プロパンガスのエネルギーが不可欠です。週末だけの利用であれば、小容器プロパンガスの出番です。
ELGは、「全国LPガス供給加盟店ネットワーク」を構築し、細やかなサービスで、里山を楽園に変えるお手伝いをしています。
「仕事が楽しみならば、人生は楽園だ。」
そう言ったのは、ロシアの作家ゴーリキー。逆もまたしかり。
たとえ週末だけでも、あなたの人生に楽園があれば、毎日の仕事はきっと楽しみなものに変わるでしょう。本当の「豊かさ」に満ち満ちたあなたの楽園づくり。プロパンガスが支えます!