キッチンカー(フードトラック)に「湯沸し器」設備を設置できます
キッチンカー・フードトラック
【事例】
ストリートフードメイカーズ様に、移動販売車内の湯沸器取付け、配管を行いました。
https://www.elg-inc.jp/columns/detail.php?id=143
何故、今キッチンカー(フードトラック)が人気なのでしょうか?
①テナントや店を構えた場合、周辺の状況や駅近などの立地で売上が大きく左右され、好立地・好条件の物件では敷金礼金や家賃などのコストが負担になってきます。その点、キッチンカー(フードトラック)は人の集まるところやイベントに合わせて提供が可能です。話題性やトレンド、イベント情報など売上に対して張るアンテナは必要ですが自力による売上向上が見込める点はやりがいも大きいのではないでしょうか。
②キッチンカー(フードトラック)の場合、出店の初期費用が圧倒的に安いようです。居ぬきで店舗を構えても500~1000万ほどはかかるところ、キッチンカー(フードトラック)の場合は車の改造代や保健所への申請代など150~250万ほどですむ場合もあるようです。(詳しくはフードトラック・キッチンカーの専門業者にお問合せ下さい。)
③店舗を構える場合、ある程度「食のジャンル」を決めて店舗造作(内装/外装)をします。キッチンカー(フードトラック) の場合、外装をシンプルなものにしておけば汎用性があり、より売上の高いフードへ変更しながら営業していくことも可能です。
上記等の理由から、今キッチンカー(フードトラック)のビジネスに対する期待が高まっています。
キッチンカー(フードトラック) ビジネスで重要な充填先ガス店にまつわる
法規制(30分ルール)と法改正の講習会について
昨今、LPガス事業者が質量販売への対応を辞められることが多く、質量販売をお断りされたお客様からのお問い合わせが多くなってきております。
LPガス事業者が質量販売をお断りする理由は様々ですが多くは30分ルールに起因するところにあります。30分ルールとは緊急時に保安機関である販売事業者が30分以内に消費者のところへ駆けつけ、緊急対応出来ることを保安機関認定条件としているものです。
キャンピングカー・キッチンカーの方はガス使用地が確定しないため、LPガス販売事業者としては30分以内の保安活動が保証出来ないということになります。そのため「保安上お受けできない」という回答が多くなるのです。
しかし近年のアウトドアブームや災害におけるLPガスの優位性が認められ、国へ多くの消費者から働きかけがあり、「保安機関の認定及び保安機関の保安業務規定の認可に係る運用及び解釈について」条件付で変更になりました。
条件とは、消費者に「LPガス質量販売緊急時対応講習」を受講していただくことで消費者自らが緊急時の対応をしていただけることとなり、LPガス販売事業者は30分ルールを考えることなくガスの供給を行えるというものです。
ELGとしてはお問合せ頂くお客様のニーズをかなえるため講習会を発起し、2022年12月28日にLPガス質量販売緊急時対応講習の第一号実施者として経済産業省に認可されました。
キッチンカーを始められるお客様、すでに営業されているお客様にもぜひ受講頂き、ガスの基礎知識から安全性・危険性の注意点までご理解のうえ安心してご利用頂けますと幸いです。
詳しくは<LPガス質量販売緊急時対応講習の開催経緯>をご覧ください。
御申し込みはこちらから
申込みフォーム
キッチンカー(フードトラック)をはじめる時に必要事項をご紹介
車を用意しよう
ビジネス基盤となるキッチンカー(フードトラック)を造る必要があり、専門の業者や工場で相談し発注する方法が一般的です。これからキッチンカーを始めるにあたり出店方法や車両についてなど、セミナーの実施や詳しく説明してくださる専門の会社もあります。
【MYキッチンカー】様よりELGの講習会を記事にしていただいています。
詳しくはこちら
ボンベを用意しよう
キッチンカー(フードトラック)へ搭載するのに最適な小容器プロパンガスのELG販売取り扱いをご紹介します
これからキッチンカーでの移動販売をはじめられる際に
おすすめのボンベセットのご紹介です!
製品仕様
- ・ガスボンベ(空瓶)
- ・1口コック付き調整器
- ・ガスホース(2.5m)
- ・デジタルボンベ計量器
カップリング付き容器ならさらに安心です!
カップリング付容器はワンタッチで接続できるバルブがついた新しい容器です。室内利用不可の10kgボンベもカップリング付容器なら室内利用が認められています。
また専用のカップリング付調整器は異常にガスが流れるとガスを停止するヒューズ機能を内蔵しており、安全性が高くなっています。
ガス容器を取り扱う上での留意点は以下になります。
ボンベの寿命は約20年。ただし、ボンベの寿命とは別に充填期限があります。
ガスボンベの製造年月日から起算して3年もしくは5年・6年ごとに充填期限が設定されており、期限毎に「耐圧検査」を受ける必要があります。
長い月日が経っているボンベの廃棄、新品ボンベのご購入はELGに相談下さい。
さらに詳しいボンベの取り扱いはこちらで解説しております↓
https://www.elg-inc.jp/bombe/handling.php
よくある質問「保安について」はこちら↓
https://www.elg-inc.jp/energy/faq.php?tm=s
<キッチンカー(フードトラック)にガスボンベを積載するときの注意点>
キッチンカーに限らず、ガスボンベの一般車両への搭載について法令で明確に規定されています。詳しくはELGサイト内<LPガスボンベ容器の車両搭載・移動する際の注意点>をご覧ください。
移動販売に関連する内容を列記すると以下になります。
- ・容器の内容積が25リットル以下である充てん容器等のみを積載した車両であって、当該積載容器の内容積の合計が50リットル以下である場合は、車両に積載移動時に、警戒標を掲げなくても良い。
- ・一般車両での積載移動は10kg容器2 本以下
- ・必ず縦に積んでロープ等で固定して転倒防止措置を行ってください。
- ・車内での保管はできません。
※10kgボンベは室内利用不可サイズになりますので8kgボンベ2本までを推奨しております。
※カップリング容器、FRP容器であれば室内利用可能なボンベになるので10kgボンベもお使いいただけますが、充填可能なガス店が少ないことやキッチンカーには8kgボンベを推奨しているガス店もございます。ボンベをご購入前にガスを供給するガス店にご確認下さい。
8kg3本以上の積載をお考えの方は、<高圧ガスステッカー(警戒標)の貼付><緊急防災工具の積載><イエローカードの携行>を満たしている場合、可能になります。
詳しくはこちら。
また、安全に設置頂く目的のため弊社は転倒防止措置商品「転倒無し(てんとうむし)」を推奨しております。
移動販売ではガスと 消火器はセットでご用意
イベント出店では電気調理器のみの使用でも、「消火器」の設置が義務付けられています。
「消防法施 工令」の第5条の二の六に記載
具体的な条文、及び実際の引用元【e-Govサイト】について、
以下の弊社投稿頁の下部をご覧下さいませ ↓↓↓
https://www.elg-inc.jp/columns/detail.php?id=123
ELGでは、ガスボンベ、ガス機器の設置と併せて、「消火器」の手配もさせて頂いておりますので、是非ご用命ください。
以下の【elgショッピング】よりご購入頂くことも可能です。
営業許可を取ろう!
キッチンカー(フードトラック)は営業する上で営業許可が必要です。申請先は移動販売を行う「管轄」の保健所となります。各自治体ごとに保健所の許可をとる必要があります。
申請先→大阪市保健所生活衛生監視事務所窓口一覧
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000200322.html
保健所は食中毒を防ぐ為、キッチンカーでの営業許可をとる方に対し審査をしております。
以下が具体的な大阪府保健所の条文です。
第1条(目的)この要綱は、食品衛生法(昭和22年法律第233号。以下「法」という。)第52条の規定により大阪府知事の許可を要する営業のうち、自動車営業に関する取扱いについて必要な事項を定めることによって、法の円滑な運営をはかり、もって飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止することを目的とする。
(食品の取扱に関する制限)
第4条取り扱う品目は、次のとおりとする。
(1)飲食店営業・喫茶店営業・菓子製造業にあっては、営業設備の設置状況に応じて制限する。
(2)アイスクリーム類製造業にあっては、市販の液状ソフトクリームミックスを原料とする自動加熱殺菌機能付ソフトクリーム製造機を使用したソフトクリームに限る。
(3)食肉販売業にあっては、取扱食品は容器包装入りに限る。
(4)魚介類販売業にあっては、車内での調理行為を禁ずる。
(5)豆腐製造業にあっては、あらかじめ製造された豆乳を原材料とし、車内で個々に衛生的な容器包装で凝固させたものに限る。
2 原材料の選別、解凍、洗浄等の下処理を車内で行ってはならない。さらに、給水量が200L 以上でなければ、車内で一次加工を行ってはならない。
別表(第6条関係)一共通基準
注目すべきは条例の10「熱湯を十分に供給できるものであること」の条文です。【熱湯を十分に供給できる設備】、つまり一般的には湯沸し器をつける必要があるとされています。
キッチンカーに湯沸し器を設置し、稼動するには移動型エネルギーの小容器プロパンガスが適しています。湯沸し器の取り付けはキッチンカーの業者に相談するか、ELGにてプロパンガスの配管工事・ガスの供給手配も一緒にご依頼頂くことも可能です。
【事例】
ストリートフードメイカーズ様に、移動販売車内の湯沸器取付け、配管を行いました。
https://www.elg-inc.jp/columns/detail.php?id=143
ガス店を見つけよう!
大阪でご利用の方をはじめ、全国からELG本社にご来社可能な方※1はELGにお任せください。
「ガス店調査代行・情報紹介サービス」にてガス店様を紹介致します※2。
※1 LPガス質量販売緊急時対応講習を受講された方に限る
※2 ガス店調査代行サービス・ガス店情報紹介サービスともにそれぞれ有料です。
全国LPガス供給加盟店ネットワークについて詳細はこちら↓
https://www.elg-inc.jp/network/partner.php
ガス店調査代行・情報紹介サービスをご利用希望の方はお問合せフォームよりご連絡ください。
※地域によってはガス店を紹介できない場合がございます。
※ガス店様をお調べする際にガス店調査代行料、受付可能のお返事を頂いたガス店様をお伝えする際に情報紹介料が発生致します。
スムーズにご対応させていただくため
下記内容をご確認いただき、お問い合わせください
ガスの供給までをスムーズにご対応させていただくために、
以下の情報提供にご協力をお願いいたします。
- ■お客様について教えてください
- ①お客様のお名前
- ②ご住所(会社/ご自宅)
- ③ご住所(納品先/使用場所)
- ④電話番号
(法人の場合は会社のご連絡先もお願いします)
- ■キッチンカーついて教えてください
- ①販売予定の商品(例:からあげ)
- ②ご利用いただくガス器具(メーカー名・型番)、使用台数
(例:フライヤー マルゼン・MGF-18K 1台) - ③営業予定の地域
- ④出店予定頻度(例:週5日 1日当たり5時間を予定)
- ④お車の納車予定日
- ⑤営業開始予定の時期
- ⑥出店予定頻度(例:週5日 1日当たり5時間を予定)
- ■ご希望商品について教えてください
- ①ボンベ購入・ボンベ充填のみ・ボンベレンタルからご希望のサービスを教えてください
- ②2㎏・5kg・8㎏からご希望のボンベの大きさを教えてください
- ③調整器やホースはご入用でしょうか
- ④納品希望日を教えてください
- ■提供いただきたい資料(以下の画像を参考にお写真のご提供にご協力をお願いいたします。)
- ①車内全体を確認できるお写真
- ②車内のボンベ保管スペースのお写真
- ③ガス器具のお写真(フライヤー・コンロ等、それぞれの器具ごとにお願いします)
ガス器具の外観、ガスホース接続口
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キッチンカー